副詞の訳し方に迷ったら、述語的に訳してみるとすっきるする!

英語

和訳しているときに、副詞の訳し方に困るときがある。

たとえば、次のような文章の場合。

Although it can be used for this purpose, LLMs are not explicitly designed to adjust the structure and language of text that is already written.

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通常、副詞は述語を修飾する形で訳すので、直訳すると、「LLMはすでに書かれた文章の構造や言語の調整を目的とした設計に、明確にはなっていない。」となる。

すごくもさっとしてる。。。これを少し変えて、以下のように訳してみる。

動詞部分「designed to:~とした設計に」を、「~の設計目的が」と名詞的に言い換える。

副詞「explicitly:はっきりと、明確に、明白に」を、「~は明白だ、~はあきらかである」と述語的に言い換えると、訳としてすっきりしてくる。

「to adjust the structure and language of text that is already written」の文章は「すでに書かれた文章の構造及び言語の調整」を表す。

上記から、『LLMの設計目的が、to以下の内容ではないことが明白』とまとめることができる。

「修正目的としても使えるが、LLMの設計目的が、過去に書かれた文章の構造及び言語の調整でないことは明白だ。」

副詞の訳し方に迷ったら、述語にもってくるのはアリかもです。

ご参考になれば幸いです。

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