何かとよく使える前置詞「due to」。
通常、前置詞として使われるため、後ろには名詞しか置けません。
「due to」
意味:~が原因で、に起因して、~のせいで、(be ~)~することになっている、~するはずである、~する予定である、~に支払うべきである
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理由を先に述べたり、これが理由でこうなった等と表現しやすく、とても重宝している前置詞です。
例文は、↓のような感じです。
- Due to the heavy rain, we postponed today’s event.(訳:大雨により、本日のイベントを中止した)
- This forecast is mainly due to the company’s unfavorable business performance. (訳:この予測は、主に企業の業績不振によるものである。)
でも、ここで一つ問題が。
先に述べたように、この「due to」は後ろに名詞を持ってくることが大前提。
例えば、「為替レートが1%から3%に変更したことにより、ロイヤルティ料金が上がった」という文章があるとする。
この理由部分「為替レートが1%から3%に変更した」も、一つの文章として成り立つため、名詞を後ろに置く「due to」は使いづらい。
こういった文章の形でも、何とか「due to」を使えないか、考えてみました。
調べたところ、接続詞的な使い方をすれば可能だということ。
「due to」の後に「名詞+動名詞」を置くことで、後ろに文章をつなげることができるようです。
例えば、↓のような感じ。
The royalty amounts were increased due to the exchange rates being changed from 1% to 3%.
訳:為替レートが1%から3%に変更されたことにより、ロイヤルティ料金が上がった。
まず、「due to」の後ろに「the exchange rates(為替レート)」という名詞を持ってくる。(これは前置詞であっても接続詞であっても変わらない)
次に、名詞を動詞的に修飾するための分詞「being」を置き、残りの文章「changed from 1% to 3%(1%から3%に変更された)」を続けます。
これで、前置詞の後ろに文章を置くことができるので、今後も使っていきたいと思います。
ご参考になれば幸いです。
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