【備忘録】カンマ+~ingの使い方

英語

主語+述語動詞の後にカンマがきて、その後に動詞のing形がくる分詞構文「SV…, …ing」は、カンマの後にくる動詞の主語が、カンマの左にある文の主語と同じになります。

The Medical Device business recorded a decline in its sales for the US customers due to deterioration of market conditions in the previous year, resulting in a reduction in its operating profit.

前年度の市況悪化に伴い、医療機器事業の米顧客向けは減収となり、営業利益も減益となった。

この例文の主語は「医療機器事業(the Medical Device business)」で、それに続く述語動詞は「米顧客向けの事業において売上の減少を記録した(recorded)」となります。

「, resulting in a reduction in its operating profit」の主語は、カンマの左側の文章の「医療機器事業(the Medical Device business)となり、「この事業部に関する営業利益も、結果として減益となった」と訳すことができます。

ここで分詞構文について、軽く他の例文も紹介したいと思います。

「~ing」の分詞構文には「文頭」、「文中」、「文末」に置く3つの形があります。

上記の例文は、文末に置かれる分詞構文となります。

次に、文中に置かれる分詞構文の例文を紹介します。

The children, playing video game in PS4 on the gaming monitor, are my nephew and niece.

PS4のゲームで遊んでいる子供たちは、私の甥と姪です。

「playing video game in PS on the gaming monitor」の主語は「the children」となります。

この場合、「カンマ」がなくても「~ing」の主語が何かが分かる場合は、「カンマ」を取ってしまってもいいと思います。

「カンマ」があると何を指しているかが良くわかるので、これは書き手のクセなどもあると思います。

私はそのまま「カンマ」なしで分詞構文を作ってしまう場合もありますが、文章が長くなりすぎる場合は、一旦「カンマ」で切って、「カンマ」の中身を強調しています。

次に、分詞構文が文末に来た場合の例文を紹介します。

An earthquake hit Kansai area in January 1995, causing extensive damage to the region.

1995年1月、関西地区は地震に見舞われ、甚大な被害を受けた。

ここでも、「, causing extensive damage to the region(地震によって多大なる被害を受けた)」は、主語である「関西地域」とイコールです。

この文章では「~ing」を使わずに、「, which caused extensive damage to the regions」と表現することができます。

「, which」の主語も「,~ing」と同じ「an earthquake」なので、この文章でしたらどちらの構文を使っても同じ表現になりますね。

次に、分詞構文が文頭に来た場合の例文を紹介します。

Reading the report, I fund a lot of misspelt words.

報告書を読んでいると、たくさんのスペルミスを見つけた。

「Reading the report」=「報告書を読んでいる」、のは「私」なので、ここもイコール関係となります。

この文頭に分詞構文が来る場合は、「~している時」のようにな表現になるので、「when I was reading the report」と訳すこともできます。

要するに、「when I was」が省略されて、「Reading the report」になっています。

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